こいのぼりの由来とは
5月5日は、家族で子どもの成長をお祝いする「こどもの日」です。
青空に泳ぐこいのぼりを見ると、春から初夏へ向かう季節を感じますよね。
でも子どもに「どうしてこいのぼりを飾るの?」と聞かれると、意外と答えに迷うものです。
この記事では、こいのぼりの由来を中心に、こどもの日の意味、五月人形、柏餅、ちまき、菖蒲湯について、子どもにも伝えやすい言葉でわかりやすく紹介します。
★この記事でわかること
・こどもの日は何をお祝いする日?
・こいのぼりを飾る理由
・五月人形や兜を飾る意味
・柏餅やちまきを食べる由来
・子どもへの簡単な説明例
1. こどもの日は何をお祝いする日?
こどもの日は、毎年5月5日の国民の祝日です。
昔から5月5日は「端午の節句」と呼ばれ、男の子の健やかな成長を願う行事として親しまれてきました。
ただし、現在の「こどもの日」は男の子だけの日ではありません。法律では、「子どもの幸せを願い、子どもを大切にする日」とされています。
端午の節句とは?
『端午の節句』は、もともと中国から伝わった季節の行事といわれています。
昔は5月ごろになると、暑さや湿気で体調を崩しやすい時期でした。そのため、香りの強い菖蒲を使って悪いものを払おうとする風習がありました。
日本では、菖蒲の読み方が「尚武(しょうぶ)」と同じことから、武家の間で男の子の成長を願う行事として広まっていきました。
2. こいのぼりの由来を簡単に説明しよう
こどもの日といえば、やっぱり『こいのぼり』です。
こいのぼりには、子どもが元気に育ち、たくましく人生を進んでいけますように、という家族の願いが込められています。

① 鯉は「強くたくましい魚」と考えられていた
『鯉』は、流れの強い川でも元気に泳ぐ魚です。
中国には、激しい滝を登りきった鯉が竜になるという「登竜門」の伝説があります。
そこから、鯉は「困難を乗り越えて立派に成長するもの」の象徴とされるようになりました。
② こいのぼりには家族の願いが込められている
江戸時代ごろから、男の子の成長を願って『こいのぼり』を飾る風習が広まったといわれています。
今では男の子だけでなく、子どもたちみんなの健康や幸せを願う飾りとして親しまれています。
③ 吹き流しにも意味がある
こいのぼりの一番上についている、カラフルな布を『吹き流し』といいます。
『吹き流し』には、悪いものから子どもを守るという意味が込められているといわれています。
こいのぼりは、ただの飾りではなく、子どもの成長を願う家族の思いがたくさん詰まった行事飾りなのです。
3. 五月人形や兜を飾る理由
こどもの日には、こいのぼりのほかに五月人形や兜を飾る家庭もあります。
兜や鎧は、昔の武士が自分の身を守るために使っていたものです。
そのため、五月人形や兜には「子どもを災いから守ってほしい」「強く元気に育ってほしい」という願いが込められています。

4. こどもの日に柏餅を食べる由来
こどもの日に食べるものとして有名なのが『柏餅』です。
柏の葉は、新しい芽が出るまで古い葉が落ちにくいという特徴があります。
このことから、柏の葉は「家族が続いていく」「子どもが元気に育つ」という縁起のよいものと考えられてきました。

柏餅の葉は食べるの?
柏餅の葉は、香りづけや乾燥を防ぐために巻かれています。
基本的には葉を外して、お餅だけを食べるのがおすすめです。
5. ちまきを食べる由来
地域によっては、こどもの日に『ちまき』を食べる家庭もあります。
『柏餅』は東日本、『ちまき』は西日本で親しまれることが多いといわれています。
『ちまき』は、中国から伝わった行事食とされ、「悪いものを避ける意味」や「子どもの健康を願う意味」が込められています。
6. 菖蒲湯に入る意味
こどもの日には、菖蒲の葉をお風呂に入れる『菖蒲湯』に入る風習もあります。
『菖蒲』は香りが強く、昔の人は悪いものを払う力があると考えていました。
また、菖蒲の葉の形が刀に似ていることから、強く元気に育つ願いにもつながったといわれています。

菖蒲湯の入り方
『菖蒲湯』は、子どもにとっても季節を感じられる楽しい体験になります。
ただし、肌が弱い子どもや赤ちゃんがいる場合は、無理に入れず、様子を見ながら楽しみましょう。
「今年は菖蒲湯をやってみたい」という方は、こどもの日が近づくとスーパーに並ぶこともありますが、時期によっては通販で準備しておくと安心です。
7. 家族で楽しむこどもの日の過ごし方
こどもの日は、難しく考えすぎなくても大丈夫です。
こいのぼりを飾る、柏餅を食べる、子どもの好きなごはんを作る、写真を撮る。それだけでも、家族にとって大切な思い出になります。
① こいのぼりごはんを作る
おにぎりやオムライスをこいのぼり風にするだけで、食卓が一気にこどもの日らしくなります。
きゅうり、ハム、チーズ、のりなどを使えば、簡単にうろこや目を作れます。
② 子どもに由来を話してみる
食事中やお風呂の時間に、こいのぼりや柏餅の意味を少しだけ話してみましょう。
長く説明しなくても、「元気に育ってほしいという願いがあるんだよ」と伝えるだけで十分です。
③ 家族で写真を残す
こいのぼりや五月人形、柏餅と一緒に写真を撮っておくと、後から見返したときに楽しい思い出になります。
毎年同じ場所で撮ると、子どもの成長がよくわかります。
こどもの日は、由来を知るだけでなく、家族で楽しく過ごすことも大切です。飾りや食べ物、菖蒲湯などを取り入れながら、思い出に残る一日にしてみてください。

『柏餅』や『ちまき』は、当日に和菓子店で買うのもいいですが、家族でゆっくり楽しみたいなら通販で早めに準備しておくのもおすすめです。
8. まとめ|こいのぼりは子どもの成長を願う家族のしるし
『こいのぼり』は、子どもが鯉のように元気でたくましく育ち、困難にも負けずに成長してほしいという願いを込めて飾られてきました。
『こどもの日』は、昔の「端午の節句」の風習を受け継ぎながら、今では子どもたちみんなの幸せを願う日として親しまれています。
『柏餅』や『ちまき』、『菖蒲湯』にも、それぞれ家族の健康や子どもの成長を願う意味があります。
今年のこどもの日は、こいのぼりを眺めながら「元気に大きくなってね」と、子どもにやさしく伝えてみてください。
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