子供の好き嫌い
ママは頭を悩まされますよね。
ママは子供の健康や成長を考えて栄養のあるものを食べさせようとしますが、子供は『嫌い』となると頑として食べてくれない。
ビタミン、食物繊維などの栄養を多く含む野菜、特にピーマン、ニンジン、ほうれん草、トマトなどは子供たちに人気がない。
ピーマンは苦いから嫌い!
トマトは酸っぱいから嫌い!
一生懸命作っても食べないからイライラする!
そんな子供の好き嫌いに、日々頭を悩ませているママ。
悩みを解消するヒントになるので、是非ご一読ください!
この『子供の好き嫌いの理由と食べるようになる対処法』の記事では、子供が嫌いなものを食べない理由とそのメカニズム、そして子供が嫌いなものを食べるようになる4つの対処法をご紹介させて頂きます。
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1.子供の好き嫌いの理由は?
ピーマンや人参、ほうれん草にブロッコリー…子供が嫌いな野菜は多い。
栄養があるからなんとか食べて欲しいと工夫しますが、なかなか食べてもらえません。
日々悪戦苦闘するママは多いのではないでしょうか。
ハンバーグやチャーハンの中に小さく切って紛れ込ませても、嫌いな野菜だけ『べー』と舌で出したりされると、どうしてバレるのか…。
大人も驚くほど敏感な子供の味覚。
その秘密はどこにあるのでしょうか?
その秘密は、舌にある『味蕾(みらい)』というもので、味を感じるセンサーになっています。
味蕾で味をキャッチすると味覚神経を介して脳に信号が送られ、味を感じます。
味蕾は子供のときに発達し、30〜40代にはその数は3分の1まで減ってしまいます。
味蕾は数が多いほど敏感に味を感じることができる。
つまり、味蕾の多い子供の方が大人より味に敏感ということ!
大人になるに従いクセのある食べ物や苦い薬が平気になるのは、このメカニズムのためです。
子供に好き嫌いが多いのは味蕾が多く味に敏感だからで、ある意味普通のことなのです。
『うちの子だけあれもこれも食べない…』なんて思って心配する必要はありません。
2.苦味、酸味への警戒心は自然な反応
子供が好きな野菜はトウモロコシやジャガイモなど甘みを感じるものが多いですよね。
ほかにも甘いお菓子やパンなどは、子供たちはみんな大好きで、こちらが教えなくても自然と欲しがります。
反対に子供が嫌いな野菜の代名詞ピーマンや春菊などは苦味を感じます。
中にはトマトなどの酸味が強い野菜が苦手な子も多いようです。
それはなぜなのでしょうか?
では、子供の味覚の発達の仕組みについてみてみましょう。
味覚は以下の5つの種類で構成されており、それぞれが役割を担っています。
① 甘み:エネルギー源の存在を知らせる
② 旨味:タンパク質の存在を知らせる
③ 塩味:ミネラル源の存在を知らせる
④ 酸味:腐ったものや未熟なものの存在を知らせる
⑤ 苦味:毒の存在を知らせる
5つの味のうち、甘味・塩味・旨味は人間が生きていくうえで不可欠な栄養素、エネルギー・ミネラル・タンパク質の存在を知らせるため、本能的にその食べ物を好きになります。
実は母乳にもこの3つの成分(甘味・塩味・旨味)が含まれていて、赤ちゃんが自然と好んで飲むようにプログラムされているんです。
反対に酸味と苦味は、毒や腐ったものを避け、身体を守るため本能的に嫌うようにできているのです。
しかし、本能的に嫌っていたはずの苦味や酸味も大人になるに従って、味蕾が減るにつれて、刺激が和らぎ慣れていくようになります。
それによって、生臭かったウニが美味しく感じられたり、苦かったピーマンや春菊が美味しく感じられるようになるのです。
これは経験によって得られる後天的な味覚と呼ばれています。
多くの食経験を積むことで味蕾が学習し、苦味や酸味、辛味などの嫌いだった味も『あれ、美味しいかも!』とその美味しさを感じられるようになるのです。
食べないからと食卓に出さないのではなく、子供の頃からなるべく多くのものを口にしてトライアンドエラーを繰り返すことで、成長するにつれて好き嫌いを減らすことができるでしょう。
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3.好き嫌いが多い子供の対処法
子供が、作ったごはんを食べないとき、多くのママは『きっと味付けが気に入らないのだろう…』と思い、違うメニューを作ってみたりレシピと格闘して疲れてしまいがちです。
しかし、子供が『おいしい』と感じるのは食材の色や形、においや大きさ、舌触りなど色々な要素を複合して脳に取り込んでいて、それが『おいしい』と感じる要素になっています。
つまり、味付けやレシピとにらめっこしなくても、ちょっと調理法を変えるだけでパクパク食べてくれるようになることもあるんです。
では、どんな工夫ができるか見てみましょう。
①調理法を変える
煮る、焼く、炒める、蒸す。
同じ野菜でも調理法は色々あります。
子供が嫌いな葉物野菜。
特にアクの強いほうれん草はなかなか食べてもらえずに悩んでいるママも多いはず。
私もその一人でした。
いつもおひたしにして与えていたほうれん草。
ある日たまたま大人用にベーコンと炒めたものがあったので与えてみると、パクパク食べたではないですか!!
調理法を変えるだけで同じほうれん草を食べてくれるようになりました。
食感が変わったことが良かったのかもしれません。
あんなに苦労していたのに…食べるときはこんなに簡単に食べるのね、と肩の力がガクッと抜けました。
②食感を変える
固い、柔らかい、つぶつぶ、トロトロなどの口触りが違うと同じ食材でも印象が異なります。
例えばジャガイモを柔らかく炊いたものは食べなくても、カラッと油で揚げたポテトは食べたり、ポタージュスープにしたものは食べたりします。
食材の切り方を変えただけでも食べるようになったりするので驚かされました。
きっと持ちやすさや、噛みやすさ、口に運びやすい形や歯ざわりなどが、子供にもあるんでしょうね。
角切り、いちょう切り、みじん切り、拍子切り…切り方だけでも色々あります。
にんじんや大根は色々な切り方を試してみてもいいかもしれませんね。
片栗粉でとろみをつけると同じ料理でも食べてくれるようになったものもありました。
理科の実験!と思って気長に色々試してみるといいかもしれません。
③盛り付けを変える
目で見る色どりや盛り付けも子供の味覚を刺激する重要な要素のひとつです。
『食べなくて困る…』というときは子供が大好きなキャラクターをかたどったごはんを作ったり、赤、黄色、緑など色どり豊かなごはんを意識すると喜んでもらえます。
④バイキングへ連れて行ってみよう
とはいえ、1日3回の食事…毎回、毎回工夫して作るのは骨が折れます。
ましてや育児の合間にごはんを作らなくてはなりませんから、毎度キャラクターの形のごはんを作っていては、ヘトヘトになってしまいますよね。
我が家も好き嫌いが多く、なんとか食べてもらおうと毎回工夫しましたが、苦労する割に食べてもらえずイライラと悲しさが募りました。
ママが食事作りに疲れてしまうとそれが子供に伝わってしまい、食事の時間が嫌なものになってしまいます。
『食べなさいよ!』というプレッシャーも嫌なものです。
でも子供の食べられるものを開拓したいし、なんとか栄養のあるものを食べてもらいたい…そこでおすすめなのが、家族でバイキングに出かけることに!
様々な料理の並ぶバイキング。
好きなものを好きな分だけ取れるので、少しずつ取って試してみることができます。
意外なものを食べたり、好きそうなものを食べなかったり色々な発見があります。
もし食べなくても自分が作ったものではないのでイライラすることもありませんし、一度にたくさん試せて新しい発見があるのがバイキングのいいところ。
なにより自分も美味しい料理を食べながら、子供の好き嫌いの克服を見守れるので一石二鳥です。
我が家はたまたま旅先で泊まったホテルの朝食バイキングで、食わず嫌いの多かった娘がチーズやベーコン、グリンピース、きんぴらごぼうなどをパクパク食べたことがあり、バイキングは食べられるものを探すのに使える!とヒラメキました。
おすすめのバイキングレストランをご紹介
①柿安三尺三寸箸
「安全・安心」にこだわり、和・洋・中の一流シェフが店内で出来たての料理をお出しします。
彩り豊かな野菜や旬の食材を使ったバリエーション豊かなおいしい作りたてメニューをお好きなだけ選べるビュッフェレストランです。
幅広い年代の女性から圧倒的なご支持をいただいております。出典/柿安本店ホームページより
詳しくは下記より『柿安三尺三寸箸』のホームページをご確認ください
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ページが表示できません。|柿安本店
続きを見る
②ひな野
旬菜食健ひな野は 旬の素材を使った体に優しいお料理を約50種類、この他にスイーツ・健康茶・ソフトドリンクをお楽しみいただけます。
食材と調味料等のこだわりは他にはない、ひな野の特徴であり誇りです。
ほっとするおいしさを、どうぞこころゆくまでお召し上がりください。出典/ひな野ホームページより
毎月、旬の食材を使った新メニューを10種類導入するなど、季節感や素材にこだわっています。調味料にも配慮し、添加物を徹底排除、アレルゲンの表示もされているので小さな子供にも安心です。
幅広いメニューの中から食べられるものがきっとみつかります。
詳しくは下記より『ひな野』のホームページをご確認ください。
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旬菜食健ひな野|公式サイト
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③農家の台所
野菜率80%以上のベジタブルビュッフェでは、旬の野菜を使ったおばんざいを楽しめます。おうちでは試したことのなかった調理法で色々な野菜にトライできます。
詳しくは下記より『農家の台所』のホームページをご確認ください。
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焼き芋 通販 おいもや農家の台所 | こだわり農産物 - 農家の台所 WEB SHOP
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4.子供の好き嫌い まとめ
ママを悩ませる子供の好き嫌い。
味蕾のメカニズムとわかっていても、作ったものを食べてくれないのは悲しいし、栄養面も気になるところ。
対処法としては、調理法や食感、盛り付けを変えたりすることで食べるようになる子供もいる。
でも、家事や育児をこなしながらのお料理は…気力がなかなか湧いてきませんよね。
そんなときにおすすめの対処法がバイキング!
並んでいるお料理の中から色々と食べることができ、子供が意外なものを「おいしい。」と食べることもあるので、新しい発見も出来ます。
食べることができた料理は、おうちで再現してもいいですよね。
なによりバイキングは、自分も食事を楽しめるメリットもある。
パパやママが食事を楽しんでいる姿を見て、子供も自然と食べることが楽しいと思えるようになるでしょう。
楽しい雰囲気から、普段は食べないものも口に運んでくれるかもしれません。
子供の好き嫌いに頭を悩ませているママ。
そんなママを見ているパパは、ママにバイキング付き旅行のプレゼントなんていうのもいいかもしれませんね!
家族みんなが楽しみながら好き嫌いを克服できるバイキング。
この週末にでも、是非お出掛けください。
最後までお読み頂き、有難うございました。