2024年恵方の方角は東北東。恵方巻の作り方と食べ方。

2024年恵方は東北東

私は異様な光景も目撃した！

昨年、家に帰ると妻と子供3人が同じ方向を向いて、黙って巻き寿司を食べていた。

話しかけても返事がない。

仕方なく、手を洗って、再度ダイニングに行くと、妻がこっちを向いて言った！

『も～話しかけないでよ！！』

となぜか怒られる、私。

『恵方巻はある方角を向いて、しゃべらないで食べないといけないの！』

『恵方巻？』

そういえば、コンビニで『恵方巻』を見かけたことはあったが、特に興味はなかったので、買ったことも食べたこともなかった。

妻も、子供たちに言われ、買ったようだ。

私のように、家に帰って異様な光景を目の当たりにしても決して話しかけず、静かに儀式を見守りましょう（笑）

この【2024年恵方の方角は東北東。恵方巻の作り方と食べ方。】の記事では、2024年の恵方の方角、恵方巻の由来、作り方、そして食べ方をご紹介させて頂きます。

１．2024年恵方の方角は・・・

恵方は、毎年方角が変わります。

2022年は【北北西】、2023年は【南南東】。

そして、2024年の恵方の方角は、東北東。

実は、恵方の方角は基本的には４つの方角しかありません。

十干（じっかん）と組み合わせることにより、その年の恵方が決まると云われている。

一番分かりやすい方法は、西暦の下一桁に注目。

例えば、来年2025年であれば下１桁は【5】なので、恵方の方角は【西南西】。

去年は、2023年の下一桁が【3】なので、方角は【南南東】でした。

再来年の2026年の下一桁は【6】なので、方角は【南南東】となる。

因みに、十干とは【甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸】の10種類の要素からなる。

十干単体で使われず、十二支と合わせて干支（「えと」）として、暦の表示などに使われる。

十干の説明は長くなるので、省略します。

そもそも恵方とは『歳徳神(としとくじん)』という神様、その年の金運や財産、幸せを司る神様がいる方角を指す。

その神様がいる方角を向いて、事を行うと何事もうまくいくと言われている。

昔は、初詣も恵方の方角の神社に行くなど、身近なものとして使われていた。

２．恵方巻の由来

『恵方巻』の由来は、いくつかの諸説が存在しているが、どれも決め手がないようだ。

例えば、江戸時代から明治時代の大阪の船場の商人が、商売繁盛の祈願として始まった説。

または大正初期に、大阪の花街で節分の際にお新香を巻いた海苔巻きを食べて縁起を担いだという説等々。

名称も『恵方巻』という名称ではなく、『丸かぶり寿司』とか『太巻き寿司』などと呼ばれていた。

最近の恵方巻ブームの火付け役は、コンビニエンスストアと云われている。

 1980年代前半になると、ファミリーマートが大阪と兵庫で販売を開始し、1980年代後半には、セブンイレブンが広島で恵方巻の販売を開始し、徐々に全国に販売を広げ、急速に普及した。

３．恵方巻の作り方

恵方巻の具材は基本的に７種類。

もともと商売繁盛や無病息災を祈願した太巻きであったため、『七福神』に因んで７種類となったとか。

７種類の具材は、特に決まっているわけではない。代表例は下記になります。

① きゅうり ②伊達巻 ③かんぴょう ④ウナギ ⑤桜でんぶ ⑥しいたけ ⑦人参 等々

2,000年以降は、まぐろ、イクラ、サーモン、イカ、海老等を具材にした『海鮮恵方巻』も店頭に売られ始めている。

具材以外に準備するものは、巻き簀、焼き海苔、酢飯。

作り方は、巻き寿司を作る要領で、巻き簀の上に焼きのりを引き、その上に酢飯を乗せ広げる。準備した7種類の具材を置いて、あとは巻くだけ。

忙しく、時間がないが恵方巻を食べたい方は、お近くのコンビニでご購入下さい。

Amazonでも購入できます。

【特製上巻き寿司】恵方巻き 美園【節分】【太巻き寿司】丸かぶり

４．恵方巻の食べ方

１人１本の恵方巻を準備する。

恵方巻は縁が切れるという理由から、切ったりすることはＮＧ。

食べ方は、恵方の方角、2020年であれば【西南西】を向いて、願い事をしながら、ガブリ。

食べ終わるまで、しゃべったり、笑ったり、飲み物を飲んではいけません！

恵方巻を1本食べ切れたら、願い事が叶うと云われている。

子供には子供用の大きさで作ってあげましょう。

５．まとめ

今年の恵方の方角は、【西南西】。

恵方巻を食べる際は、方角を間違えないように気をつけてくださいね。

友人家族は、ここ２，３年は節分の日に、手巻き寿司パーティーを開催しているそうです。

来年は我が家も家族で、手巻き寿司パーティーを行う予定です。

家族全員で【西南西】に向いて、何もしゃべらず恵方巻を食べる異様な世界へ、あなたもどうですか。

最後までお読みいただき、有難うございました。