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ダイエット

低インシュリンダイエットは健康的に痩せることができる

2019-12-07

低インシュリンダイエット

 

最近、ちょっと太ってきたので体重が気になる。ダイエットしなければと思うのだが・・・。

 

食べるのを我慢できない。

運動したいけど、時間がない。

ジムに通うのも経済的に厳しい。

出来れば、楽して痩せたい。

 

こんな悩みを解消したい方、是非お読みください。

 

この【低インシュリンダイエットは健康的に痩せることができる】の記事では、ダイエットに挑戦したがなかなか続かない人に、健康的に痩せることができる低インシュリンダイエットとは何か、そのやり方、実践した体験談などをご紹介させて頂きます。

 

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1.『インシュリン』とは

『インシュリン』という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

糖尿病の方が治療に使う『インシュリン注射』などで耳にしたことがあるかもしれませんね。

『インシュリン』とは、食事をして体内の血糖値が上がると、すい臓から分泌されるホルモンのこと

血糖値が上がりすぎると、『インシュリン』が過剰に分泌されます。

『インシュリン』は糖を脂肪に変えて蓄える働きがあるので、たくさん分泌されるとダイエットに挑戦している人にはやっかいな存在!

また『インシュリン』が大量に分泌されると血液中の糖や脂肪を体脂肪に変え蓄えるだけでなく、脂肪の分解までも抑えてしまう。

つまり、『インシュリン』が過剰に分泌されると太りやすくなってしまう。

身に覚えのある方もいるでしょ!?

私はありすぎます!!

私の体内では、どうやら大量に『インシュリン』が分泌されていたようです。

ではインシュリンの分泌を抑えて太らないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

 

 

2.低インシュリンダイエットの仕組み

『血糖値』とは、血液中に含まれるブドウ糖の量を表すもので、食事の後に上昇します。

また、『血糖値』が上がるとそれを下げるために、インシュリンが分泌されます。

インシュリンが分泌されると、糖や脂肪が体内に蓄積されて…太ってしまう。

ということは、血糖値の急な上昇を抑えて、インシュリンが出る量を少なくし、糖や脂肪の蓄えをブロックすれば良いのではないか!?

この発想で考えられたダイエットが低インシュリンダイエット』です。

 

突然ですが、『GI値』ってご存知ですか。

今回の『低インシュリンダイエット』と密接に関係する重要な数値です。

この『GI値』について軽くお話しします。

『GI値』はグリセミック・インデックスの略で、食べたものが糖に変わって体内の血糖値が上がるスピードを計り、数値化したものです。

食べ物には、血糖値が上昇しやすい食品(GI値が高い食品)と、血糖値の上昇が緩やかな食品(GI値が低い食品)があります。

例えば、GI値が高い食品には、食パンやうどん、じゃがいも、チョコレートなどがあり、GI値が低い食品には、ライ麦パンやそば、さつまいも、プリンなどがあります。

血糖値の上昇を抑えて、インシュリンが出る量を少なくすれば、つまり、GI値の低い食べ物を選んで食べていれば太りにくい!

例えば、パンであれば食パンではなくライ麦パンを、うどんではなくそば、じゃがいもではなくさつまいもを選んで食べる。

それが『低インシュリンダイエット』なんです。

カロリーだけでなく、このGI値にも着目するのが低インシュリンダイエットのポイントです!

▼GI値に関する記事はこちら

 

3.低インシュリンダイエットの基本ルール

低インシュリンダイエットを始める前に、7つの基本ルールを押さえておきましょう!

GI値60以下の食品を中心に摂る。

ジャガイモ、ニンジン、トウモロコシはGI値が高いので出来るだけ我慢。

GI値が高いものを食べるときは、食物繊維が豊富な野菜、海藻を一緒に摂る。酢を一緒に食べるのも効果的。

上がった血糖値を下げるのに3時間程度掛かるため、食事と食事の間は3時間以上開ける。

たんぱく質は食後のエネルギー代謝が高まるので、積極的に摂る。特に豆類が良い。

甘いものは食後すぐに食べないで、食後30分前か、2~3時間後に食べる。

運動はインシュリンの分泌を抑える効果があるので、おすすめ。

最初は戸惑うこともあると思いますが、すぐに慣れると思います。

 

 

4.低インシュリンダイエットの注意点

①GI値が低いからといって食べ過ぎない。

GI値が低いからと言って食べ過ぎてしまっては元も子もありません。

食べ物にはカロリーがあることも忘れてはいけません。

カロリーを取りすぎると、太るのは言うまでもありません。

 

②炭水化物を摂取しないのはNG

GI値の高い食品の目立つ炭水化物

炭水化物を全くとらないダイエットも流行っていますが、炭水化物を食べないと代謝が悪い身体になってしまいます。

代謝が悪くなると痩せにくくなるので、GI値の低い炭水化物も食べるように心掛けましょう。

 

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5.実践!低インシュリンダイエット!

折角勉強したので、1ヶ月間低インシュリンダイエットに挑戦してみました。

1週目~体重48.4㎏でスタート~

1日目は昼食をパスタに、夕食には野菜多めのすき焼きを食べました。

2日目の体重は48㎏、早速、効果があったのか!?

この日はお昼にサンマー麺、おやつにどら焼きを食べました。中華麺のGI値は低いけど、どうなることやら…!

低インシュリンダイエットを始めて4日目、体重は47.8㎏に。

この日のおやつはチョコケーキ。

GI値に注意しながら普通に食べているせいか、大きな空腹感はありません。

体重も微弱ですが減り続けています。

週の後半は外食することが多く、ラーメンやオムライスを食べました。

食べた分はその次の食事を野菜中心にして調整するようにしました。

週の最後の体重測定は47.9Kgと、1週間で600g減でした。

体重に大きな変化はありませんでしたが、心なしかお腹周りがスッキリしたような、お腹の重い感じが軽減されたような感じがしました。

 

2週目~体重47.9㎏でスタート~

1週目の週末は、外食や子供との食事で白米を取りがちでした。

それをリセットするためにも、2週目は低GI値の主食、そばや全粒粉パスタに切り替えました。

8日目は夕食を厚揚げや納豆などの大豆食品を中心に。厚揚げは満腹感があっていい感じ!

9日目の体重は47.5㎏。このままキープしたいところです。

この日は昼食にパスタ、夕食に鶏ササミとナスのサラダを食べました。

10日目、体重が47㎏と効果が出てきたようで嬉しい!

10日で1.5㎏の減量。問題はこれをキープできるかですね。

12日目、前日の夕食は牛ステーキだったので、満足感抜群で元気になりました。

お肉は太りそうなイメージですが、意外にもGI値は低め。体重は47㎏をキープ。

身体が少し軽く感じ、効果が出はじめた!

 

3週目~体重47.3㎏でスタート~

友達との外食が続いたので少し増えてしまいましたが、思ったより増量せずびっくり。外食でもGI値を意識してメニューを選択した成果かもしれません。

15日目の夕食は豚キムチ。白米を食べない夕食にも慣れてきました。

16日目、体重は変わらず47.3㎏。この日から朝ごはんを白米から五穀米に変えました。

お昼はお蕎麦に。穀物はなるべく色の濃いものを…という法則に忠実にやってもう少し体重を落としたいところ!

18日目、朝は五穀米に納豆をかけて食べ、昼食は外食だったのでパスタを選択。夕食は豆スープと蒸し鶏、餃子を食べ、この日の体重は47.1㎏。

 

4週目~体重47.2㎏でスタート~

大きく体重が減ることはありませんが、普通に食べているのにリバウンドしたり、体重が増えることはありませんでした。

22日目の夜は、誤ってコロッケを食べてしまいました。

コロッケってジャガイモですよね!失敗しました…。

23日目の体重は変わらず47.2㎏。

この日は低GI値を意識して夕食をお蕎麦にしましたが、少し食べ過ぎてしまいました。

24日目の朝の体重は、微増の47.4㎏に…。低GI値でも食べ過ぎはNGという基本ルールを破ってしまった結果でしょう。

翌朝の体重はすぐに軌道修正して低GI食品中心の食事に戻しました。

穀物はなるべく黒いものを摂るように野菜や豆類を多く摂るようにしたところ、最後の週末には体重は46.8㎏まで落ちました。

久々の46㎏台!心なしかお腹がぺたんこになった気がします。

 

6.低インシュリンダイエットの良いところ、悪いところ

1ヶ月間、実際に低インシュリンダイエットを実施して感じた低インシュリンダイエットの良かったところをご紹介します。

 

①空腹感を感じにくい

低インシュリンダイエットは大きな食事制限がないので、空腹感を感じにくく、続けやすいダイエットです。

りんごダイエットなどの過激な食事制限ダイエットに挑戦したことのある筆者ですが、やはり空腹感を感じると継続が難しく挫折してしまいがちです。

その点、低インシュリンダイエットはルールを守って好きなものを食べられるので、空腹感を感じにくい点が良かったです。

 

②お腹が空きにくくなってくる

低インシュリンダイエットを続けるうちに感じたことですが、低GI値の食品を食べ続けるうちに段々と空腹感を感じにくくなり、間食や食べる量が自然と減りました。

 

空腹を感じてもルールに則って食べられるものや時間帯がある

ダイエット中とはいえ、体調や活動量によって『食べたい!』という日もありますよね。

低インシュリンダイエットはお肉などのボリュームのあるものも食べられますし、甘いものもGI値が低いものを選べば問題なし!

ラーメンも焼肉もたべられるし、GI値の低いものを食べれば飲み会にも参加できます!

ストレスなく継続することができました。

 

リバウンドしにくく、しても500g以内におさまる

ダイエットにつきものなのがリバウンド。

食事制限をすると少し食べただけで体重が増えてしまったりします。

ダイエット前より太ってしまう…なんてこともあるほどです。

しかし、低インシュリンダイエットはリバウンドが少なく、しても500g以内でした。

ゆるやかに痩せる反面、リバウンドしにくいという利点があるようです。

 

スローペースだが確実に痩せられる

低インシュリンダイエットの体重の減少は過激なダイエットと比べるとゆるやかです。

ですが、リバウンドが少なく確実にじわじわと体重を減らすことができます。

何度もリバウンドで失敗してきた方にはおすすめのダイエット法と言えます。

 

健康的に痩せられる

低インシュリンダイエットを実践して体重だけでなく、身体がすっきりと軽くなる感覚がありました。

とても健康になった気分!

無理な食事制限がないので、必要な栄養分を取りながらやせられる、とても健康です。

栄養不足にならないことから、貧血になったり、フラフラしたりすることもありません。

 

反対に、低インシュリンダイエットを実施して感じた悪いところはほとんどありません。

敢えてあげるとしたら、痩せるペースが少しゆっくり目という点でしょうか。

今回は1ヶ月で1.6キロ体重が落ちましたが、急いで体重を落としたい人には不向きと言えるでしょう。

 

7.まとめ

低インシュリンダイエットは過激な食事制限がなく、ゆるやかなダイエット方法でした。

体重の減少もゆるやかでしたが、リバウンドがなく、確実に体重を落とすことができます。

また、栄養が不足することもなく健康的に痩せることができます。

継続しやすいダイエットなので、GI値の低い食品を選ぶことを日常に取り入れて習慣化することも可能です。

健康的でサスティナブルなダイエット、低インシュリンダイエット、ぜひ明日から始めてみてください!

最後までお読み頂き、有難うございました。

 

▼GI値の詳細はこちら

 

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