子供にお手伝いをさせよう!
コロナウイルスによる外出自粛で3月上旬から6月上旬の約3か月間、学校や幼稚園に行けない子供たちと家の中で過ごす時間が増えましたね。
最初にうちは喜んでいた子供もいたと思います。
でも、1週間が過ぎ、1か月が過ぎ、さすがに家にずっといるので、外に行けない、友達と遊べないストレスでイライラする子供もいたでしょう。
さずがに親も毎日子供がいることでストレスを感じていたはずです。
コロナの外出自粛以外にも、雨の日や台風などの影響で外に遊びにいけない日が続くと親子共に煮詰まってしまうこともありますよね。
こんな悩みを持っている親は、是非お読みください。
私も子供が3人いるので、同じ悩みを持ちました。
そこで、考えました・・・。
そして、あることをさせてみて凄く良かった。
それは、子供にお手伝いをさせることです。
この【コロナによる外出自粛中、子供にさせて良かったこと】の記事では、お手伝いをさせるうえでの注意点、実際にお手伝いをさせたことによる効果をご紹介させていただきます。
1.お手伝いは自分で決めさせる
子供に手伝ってもらう内容は、子供と相談して自分で決めさせるようにしましょう。
年齢や発達によってできること、できないことがあるので、親の判断ではなく、子供と相談しながらお手伝いの内容や範囲を決めてください。
子供にお手伝いの内容を決めさせると良い理由は…
2.自粛生活による子供のストレスとお手伝いの効果
長引く自粛生活。
ずっと家の中で過ごす子供にも、当然ストレスが溜まります。
友だちと遊べないストレス。
状況を把握できない不安感。
学校や幼稚園に行けない物足りなさ。
学校や幼稚園で出されていた課題をクリアする達成感が失われる喪失感。
大人が想像するよりも、はるかに子供もストレスが溜まっています。
そんな子供の心を助ける効果があるのがお手伝いだと考えました。
それではお手伝いの持つ効果を見てみましょう。
①目標、やることがあるという安心感
毎日なにもやることがない、行くところがないと子供も目標を失ってしまいます。
それは親が想像している以上に寂しいことなのかもしれません。
学校や幼稚園で自然と与えられていた目標意識や課題を、お手伝いによって家庭でも補充してあげるようにしましょう。
②お手伝いにより使命感を感じられる
お手伝いというひとつの課題があることで、「パパママを助けないと!」という気持ちになります。
少し大きな子供だとお手伝いのご褒美であるお小遣いに目がいってしまうかもしれませんが、それも立派な使命感に繋がります。
なにもすることがない空虚感から、やらなければいけないこと、進んでやりたいことを作ってあげることが重要なのです。
③パパやママを助けているという存在意義を感じられる
お手伝いによって、パパやママが喜ぶ姿を見るのが、子供にとっては一番のごほうびなんです。
お手伝いをしてもらったら大袈裟に喜んでくださいね!
大人が喜ぶ姿を見ることによって子供は、自分の存在意義を改めて確認することができます。
④お手伝いのあとは褒めて自己肯定感を高める
お手伝いをしてもらった後は、「やって当然」という態度を取ってはいけません。
子供の年齢が高くなるほど褒めることを怠ってしまいますが、「ここが特にうまくできたね!」とか、「丁寧にやってくれて嬉しい!」という風に具体的に褒めてあげましょう。
子供はいくつになっても親に褒められると嬉しいのです。
褒められることにより、自分が良いことをしたという自己肯定感を得ることができます。
今回の長い自粛生活の場合などは、学校や幼稚園へ行く機会が減ってしまった子供にとって、自己肯定感を得る場が家庭しかなくなってしまいました。
家庭では、つい自分のことばかりなってしまった親が子供を褒めることを怠り、子供は誰からも褒められない寂しい期間を過ごしているのです。
ぜひ意識しておおげさなくらい子供を褒めてあげてください。
⑤シールを貼って達成感を感じさせよう
特に幼い子供に喜ばれるのが、お手伝いシールの導入です。
お手伝いをしてもらったら台紙にかわいいシールを貼るというルールを作ると、お手伝いをするのが楽しみになり、シールを貼った後に特別な達成感を得ることができます。
好きなキャラクターのシールを用意してご褒美要素をプラスしてもいいですね。
スタートからゴールまでが書かれたスゴロクのような台紙を親子で手作りするのも楽しいですね。
自粛生活で思うように外出できないのはストレスですが、工夫次第で楽しく過ごすこともできますね。
3.まとめ
自粛生活によるストレスは大人だけでなく子供も感じています。
子供がストレスを感じるなんて悲しいことですよね。
お手伝いをしてもらうことによって、子供のストレスが緩和されるなら、親にとってもハッピーで子供にとってもハッピー。
ウィンウィンの関係です。
しかも、おうちの用事も片付くし、子供の目標ができ、やらなければという使命感、パパやママが喜ぶことによる自分の存在意義を感じることでしょう。
ただし、子供にお手伝いをお願いすると自分でするより思わぬ時間がかかったり、出来栄えが悪くなることもありますが、温かい目で見守りましょう。
最後までお読み頂き、有難うございました。
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