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注文住宅を相談する建設業者のメリット、デメリットは?

2017-09-29

やっと土地が見つかった!でもどこで建てよう!?

 

注文住宅を建てたいあなたは、予算が上がることを覚悟で土地を購入しました。

購入したは良いが、当然自分では設計も建築も出来ません。

希望のエリアで、すごく環境の良い土地が見つかり、すぐに契約をしてしまった。

でもどこに相談するか、まだ何も決まっていない状況です。

この記事では、注文住宅を相談する建設業者についてご紹介させて頂きます。

 


1.注文住宅を相談する

注文住宅の相談は大きく分けて3つあります。


①.大手ハウスメーカー

住宅展示場にモデルハウスがあり、タレントを使ったテレビCM、新聞広告等をやっている。資金があるので安心と思われている。


②.地元の工務店

近所にあり、先代からやっている老舗。
社長が元々大工や現場監督で、家造りに熱い。
自分の建てた家には絶対の自信がある。


③.設計事務所

設計と監理、両方お願い出来る。設計、デザインに自信あり。
こだわりが強い方にはオススメ。

 

 

2.メリット、デメリットは

大手ハウスメーカーのメリットは3つ

①.安心感がある
資金力があるので、数年後に倒産等が考え難い。建てた後の保証もしっかりしているので安心。


②.オリジナル工法

耐震性や気密性を自社で研究し、試験を繰り返し、オリジナル工法を開発している。
試験結果、データ等があるので、納得、安心できるでしょう。


③.分業制

設計担当、電気担当、インテリア担当、現場担当、営業担当等に分かれている。

担当者はそれぞれ自分の得意分野があり、打合せに集中できる。


●大手ハウスメーカーのデメリットは3つ

①.値段が高い
坪単価でいえば、80~100万円

住宅展示場の経費や広告宣伝費、人件費等が掛かることが理由。

30坪の注文住宅は、
2,400~3,000万円以上になる。


②.間取りの自由度がない

メリットでもあるとオリジナル工法、細かい間取り変更が難しい。


③.工期優先

建築工事は、1つのことを変更するのにいくつもの業者が絡む。

ですから、お客様からちょっとした変更工事を頼まれると、『はい、わかりました。』と二つ返事で了解することは難しい。なぜなら、工期が遅れるから。


●地元の工務店のメリットは3つ

①.価格が安い
坪単価でいえば、50~70万円

30坪の注文住宅だと、
1,500~2,100万円。

大手ハウスメーカーに比べれば現実的。オプションで贅沢も可能。


②.少数精鋭

大手ハウスメーカーと違い、少数精鋭。

営業担当が打合せして、現場担当に情報共有。別に設計担当とインテリア担当がいる。

3~4ヶ月間、毎週のように打合せで担当者と会うので、信頼関係が生まれる。


③.職人気質

社長自身が元々大工や現場監督だったため、家造りに対して手を抜けない。

そんな社長を知っている職人たちが集まっている。


●地元の工務店のデメリットは3つ

①.少数精鋭
メリットでも挙げた少数精鋭。裏を解せば、人手不足ともいえる。

対応が遅いことも考えられる。


②.職人の対応

社長のカリスマ性で集まっている職人。

腕は良いが、どちらかというと人と話すことは苦手。

ぶっきらぼうの対応をされることもある。


③.施工エリアが狭い

雑誌でたまたま見つけた工務店。

社長の考えに共感し、一度相談にも行った。お願いしたいと思ったが、施工エリア外と断られることもある。


●設計事務所のメリットは3つ

①.間取りの提案力
建物一つ一つが自分の作品という意識が強い。

そのため特殊な間取り等は大歓迎。その分要望のヒアリングも細かい。


②.材料、設備の提案力

使用する材料(柱、床材、壁紙等)、住宅設備(キッチン、お風呂等)の制限はなく、何でもあり。


③.監理も安心

設計だけでなく、監理もやります。

打合せした建築士が現場を監理するので、打合せした内容が現場へ確実に反映される。


●設計事務所のデメリットは3つ

①.値段が高い
お願いすると、設計料が発生する。

建物の工事価格の10~15%が相場

工事価格が2,500万円だと、
250~375万円の設計料が発生。


②.間取りの提案力

メリットにも挙げた間取りの提案力。

自信があるため、自分の提案を押し付けることもある。


③.設計事務所を探す

ハウスメーカー、工務店より数が多い。

個人でやっている方も結構多い為。

自分と気が合う設計事務所を探すことはなかり大変。


3.注文住宅の相談をする前に 

注文住宅の相談をする前に、やっておくことは3つ。

①.自分たちの要望を話し合い、優先順位を決めておく。


②.注文住宅に関する雑誌等を購入して、使用したい材料や住宅設備機器を確認しておく。


③.希望の間取り、使いたい住宅設備機器があれば、プリントアウトやコピー等して、打合せに持っていく。


注文住宅は、楽しんでほしい。

毎週のようにある打合せは結構大変ですが、完成したときの達成感は計り知れません。

住んでからの満足感も絶対にあるはず。

 

最後までお読み頂き、有難うございました。

 

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