相談できる人物とは
家は大きな買い物、一生に一度の買い物などと言われています。
確かにほかの買い物のように、現金で一括購入出来る方はなかなかいないので、多くの方が住宅ローンを組んで家を購入し、長い年月を掛けて住宅ローンの返済をしていきます。
ではなぜ、高額な住宅ローンを組んでまで家を購入するのでしょうか。
主な理由は
家賃がもったいないから。
結婚するから。
子供が生まれるから。
親もしくは子供と一緒に住むから。
手狭になったから。
等々ありますが、人それぞれ。でも、購入する時に思うことは皆一緒だと思います。
それは、後悔したくない!
初めて家を購入する人にとって、分からないことが多すぎて、不安な日々を過ごすことになるでしょう。
家探しのお手伝いは誰に?
住宅ローンはどこの銀行が良いのだろう?
家を購入すると登記手続きも必要って聞いたけど誰がやってくれるの?
火災保険も加入しなければならないらしいけど、どこにお願いするの?
等々、こんな不安があるでしょう。
この【家を購入する人は相談できる登場人物を覚えよう!】の記事では、初めて家を購入する人に、誰がどんな相談にのってもらえるのか、ご紹介させて頂きたいと思います。
『えっ?この人は誰だ!?』とならないように、あなたの家の購入を成功させるお手伝いをしてくれる登場人物を覚えましょう。
1.家の購入は”あなた”が主役
登場人物の1人目は、”あなた” です。
”あなた”が家を購入する主人公です。あなたなしでは進みません。
そんな“あなた”は建売住宅等を購入する場合は買主、注文住宅で家を建てる場合は建築主となります。
購入を考える主な理由は先にも挙げましたが、家賃がもったいない、結婚、出産、子供が成長した、親または子供と一緒に住むなどが挙げられます。
家を購入することは、あなたの人生にとってとても大きな出来事です。
後悔しないためにも、相談できる人物を覚えましょう!
2.成功の鍵を握るパートナーとは
2人目の登場人物は、”営業マン”。
おそらく、家の購入を考えている人が一番初めに、具体的に相談する人物です。
あなたにとって、営業マンは大切なパートナーとなります。
気が合う営業マンもいれば、気が合わない営業マンもいる。
営業マンとの良好な関係は、家探しを楽しいものとし、成功への近道になるでしょう。
営業マンの主な仕事は、家や土地の購入を考えている買主と、所有している家や土地の売却を考えている売主の間に入り、契約を成立させることです。
その成功報酬として、営業マンは買主または売主から、もしくは買主と売主両方から仲介手数料をもらいます。
あなたが家を購入して、成功するかしないかはこの営業マン次第かもしれません。
営業マンの存在は、とても重要です。
3.不動産の所有者とは
不動産の売却を考えている”売主”が3人目の登場人物。
通常は不動産業者の営業マンが仲介に入るので、出番は最後のクライマックス(契約)というパターンが多いです。
売主は、個人の場合と不動産業者の場合があります。
個人が売主になるの?
そうです。
個人が売主の場合はよくあります。
個人が不動産の売却を考える主な理由は、転勤、離婚、身内が亡くなった、住宅ローンが払えなくなったなどが挙げられます。
また近隣にクレーマーや大音量で音楽を聴く人がいるなどの理由もあるので、売却される理由を必ず確認しましょう。
どんなに気に入った家であったとしても、ちゃんと確認しないと住んでから後悔することになるでしょう。
4.住宅ローンの相談は
銀行の住宅ローン担当者(以下、銀行マン)が4人目の登場人物です。
住宅ローンを扱っている銀行には、都市銀行、地方銀行、ネット銀行等々、沢山あります。
利便性で選ぶか、金利で選ぶか、自分にあった金融機関がおすすめです。
最近ではどの銀行もネットで口座確認や振込みが出来るので、長期間金利が低い住宅ローンを組むのが良いかもしれません。
営業マンが銀行を斡旋した場合、必要な書類の提出等は、営業マンが銀行マンとの間に入って動いてくれるので助かります。
特に平日に休みが取りにくい仕事に付いている方は、特に助かることでしょう。
買主である、あなたが銀行マンと会うのは、住宅ローンの融資申込みをする時と決済(売主にお金を支払うこと)の時です。
最近のネット銀行は条件が良いので、ネット銀行を選択する方が多くみられます。
ネット銀行の場合、条件は良いが自分でネットや郵送で手続きをしなければならず、少し面倒です。
比較的時間の融通が利く人にはおすすめです。
因みに、勤務先に取引先の銀行があれば、通常よりも良い条件で住宅ローンが組める可能性があるので、一度相談しても良いでしょう。
5.登記手続きは誰に
登記の手続きを担当する”司法書士”が5人目の登場人物です。
普段お付き合いすることがないので、営業マンや銀行マンに紹介された司法書士にお願いするケースが多いと思います。
ですが、基本的にはどの司法書士にお願いしても大丈夫。念のため、営業マンに確認してください。
ご自身の知り合いに司法書士がいれば、多少登記費用が安くなることもありますので、相談してみましょう。
6.火災保険の窓口は
保険屋さんが6人目の登場人物です。
あれ?保険屋さんが何の用と思うかもしれませんね。
今回登場する保険屋さんは生命保険ではなく、”損害保険の保険屋さん”です。
家を購入すると家の所有者はあなたになります。
所有者であるあなたは、自分で資産の保全をしなければならないので、家を購入したら必ず火災保険、地震保険を掛けましょう。
銀行も代理店をしているので加入を勧められますが、内容を理解せずに加入することになるので、あまりお勧めできません。
ちゃんと損害保険の担当の保険屋さんと会って、保険の内容を理解し、必要な保険だけ加入しましょう。
7.まとめ
家を購入する時に、登場する人物をご紹介させて頂きました。
基本的には皆、あなたの味方です。誰が何を手伝ってくれるのか、しっかりと覚えてください。
良い営業マンと巡り合うことが成功の鍵とも言えます。
今後は主役である買主、つまり”あなた”を中心に家の購入が進みます。
自分自身で事前準備をして、家の購入を成功させてください。
最後までお読み頂き、有難うございました。