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家の購入で大事なことは流れを理解すること事前準備

2017-09-12

家の購入って、何から始めるの?

 

今回は、初めて家を購入する人にとって、とても大事な話です。

初めて家を購入する人は、何から始めれば良いか、いつ何を準備すれば良いか、全く分からないことだらけでしょう。

 

八百屋さんに行って、大根1本買うのと基本的には同じ。

ですが、関わってくる人や金額が全然違います。

家を1軒買って失敗することは、大根1本買って失敗することとわけが違います。また買えばいいやと、簡単には済まされない。

 

それでは、失敗しない為には何が必要になるのでしょうか。

結論から言うと家の購入で大事なことは、購入の流れを理解することと事前準備です。

 

この【家の購入で大事なことは流れを理解することと事前準備】記事では、家を購入する時は何から始めるのか、そして事前準備から引渡しまでの流れをご紹介させて頂きます。

 

0.家の購入の流れ

家の購入の流れを理解し、把握することはとても大事なことです。

から始めて、を決めて、をいつまでに決断し、をいつまでに準備するか。

この”何”の部分を理解、把握せずに始めると営業マンの言うとおりに進めてしまい、後悔することになるかもしれません。

つまり、自分たち家族にあった家ではなく、営業マンが買って欲しい家を買わされてしまうかもしれません。

営業マンは大切なパートナーですが、自分たちも最低限の知識があってはじめて成り立つものです。

は高い買い物。

また買えばいいよ、なんて簡単にはいきません。

 

家の購入の流れは、以下のようになります。

1.事前準備
2.不動産業者を訪問
3.物件を見学
4.購入の申込み
5.住宅ローンの事前審査
6.不動産売買契約
7.住宅ローンの本申込み
8.立会い
9.引渡し

以上の流れを1つ1つ見てみましょう。

 

1.事前準備  

初めて住宅を購入する方は、必ず事前準備をしましょう。

事前準備の期間は、少なくとも1ヶ月以上はあったほうが良いでしょう。

この”1ヶ月”というのは、週5日勤務、週末2日は休日の方の場合です。

例えば、平日の5日間は、夜帰宅してから奥様と家の購入について1~2時間ほど話せる。

土・日曜日・祝日については、友人やネット、雑誌などで情報収集できる。

 

この事前準備がないと営業マンの思うツボになりかねない。

住んでから後悔しないように、しっかりと事前準備をしましょう。

 

運動する時もケガをしないように、事前にウォーミングアップをするはず。

例えば、ランニングを始める前にアキレス腱を伸ばしたり、屈伸したり。

それと同じ。痛い目に遭わないように事前準備は必要です。

では、事前準備では何をすれば良いのでしょうか。

 

まずは情報収集

インターネットで購入の方法や注意点、契約・引渡の方法を検索したり、住宅を購入した友人・知人に話を聞くだけでもOK。

また家を購入した友人・知人の家に遊びに行かせてもらい、部屋の大きさの感覚を養っておくことも大事。

もちろんこのブログでも、何をして、何に気をつけるか分かりやすく説明してます。

是非ご一読頂ければと思います。

 

次に家族会議

自分たちの希望の物件、予算、エリア、沿線、家の大きさ、間取り等々について、家族が1人1人希望を出し合って、まとめることも大事。

それを踏まえて優先順位を決めましょう。

エリアについては賃貸住宅と違い、簡単に引越すことはできません。近所に変な人がいる、子どもの学校が遠い、買い物が不便だといっても、後の祭りです。

また無理して住宅ローンを組んでも、家族構成によっては月々の支払いが厳しくなることも考えられます。

月々の住宅ローンの支払い額の上限を家族会議で決めておきましょう。

事前準備については、【住宅購入は家族の貴重な時間。優先順位を決めよう!】を参考にお読みください。

 

2.不動産業者を訪問 

事前準備が終わったら、不動産業者を訪問しましょう。

不動産業者は、2、3社に相談すれば十分だと思います。

数多く訪問すると、その分たくさんの営業電話などが掛かってくるので面倒くさいと思います。

訪問する度に、同じ質問をされ、同じ回答をすることも疲れてくるでしょう。

自分と合いそうな営業マンがいれば良いのですが、いなければ訪問する数を増やすことも必要です。

そのときも2、3社だけに絞って進めることをおすすめします。

誰がどこの不動産業者か分からなくなってしまうので。

 

もしも、1件や2件だけしか物件を見学しなくとも、営業マンが契約を迫って来るかもしれません。自分たちを守る為にも、しっかりと事前準備をしましょう。

事前準備をしておけば、営業マンのクロージングに屈することなく、自分たちの主導で進めることも可能になるでしょう。

営業マンについては、【住宅購入の相談は営業マンに。その営業マンは味方?敵?】、【『営業マン』登場!その営業マンは頼りになるか?】を参考にお読みください。

 

3.物件を見学   

物件を見学する期間は、各家庭で異なりますが、1ヶ月から6ヶ月、もしくはそれ以上になることもあるでしょう。

物件を見学するときの確認項目としては、各部屋の大きさ、水廻りの使い勝手、日当たりの確認など、自分たちが住んだことをイメージしてみる

また近隣の状況、騒音などは自分たちで歩いて確認することが大切

不動産屋さんで貰う資料は良いことばかり書いてあるので、今後の参考の為にも、資料に記載されている内容と実際に歩いて、実際に見た現地と比較してみましょう。

 

4.購入の申込み

気に入った物件が見つかったら、購入の申込みをする。

ここで気を付けて頂きたいことは、簡単に購入申込みをしないこと。

本当に良く考えて、購入する覚悟を決めてから購入の申込みをしましょう。

ただし、申込んでも契約できるとは限らない。

ほかにも申込んだ方がいたら、早い者勝ち。

購入申込みについては、【気に入った物件が見つかったら、購入申込みして契約】をお読みください。

 

5.住宅ローンの事前審査 

不動産売買契約の前に、住宅ローンが組めるか組めないか事前に審査します

住宅ローンを組んで住宅の購入を考えている方は、ローンが通らないと購入出来ない。

ですから、契約前に住宅ローンの審査をします。

事前審査の早ければ2日、遅くとも1週間あれば結果がでます。

 

審査が無事通れば、契約へと進みます。

住宅ローンの審査については、【住宅ローンの審査って何?繰上げ返済の注意点は?】の記事をお読み頂ければと思います。

もしも、契約後にローンが組めないことが分かったら、折角の契約が無駄になってしまう。

気に入った家に住めると喜んだ家族もガッカリです。

 

6.不動産売買契約 ~メインイベント~

不動産売買契約の時間は1時間から2時間ほど。

契約時に『売買契約書』や『重要事項説明書』の読み合わせをします。

出来れば、事前に営業マンより『売買契約書』や『重要事項説明書』をもらい、一通り読んでおきましょう。

不明な点は営業マンに確認して、契約時には全て理解して望むことがベスト。

良く理解しないで契約してしまい、あとで痛い目にあうかもしれません。

 

7.住宅ローンの本申込み 

契約が終わったら、住宅ローンを組む金融機関で、改めて住宅ローンの本申込みをします。時間は1時間から2時間ぐらい。

事前審査が通っているので、手続きはスムーズに進みます。

この申込み時に、お借入金額、住宅ローンの期間、金利等を決めます。

予め、お借入金額、住宅ローンの期間、金利を営業マンにシミュレーションをしてもらい、検討しておくと手続きもスムーズに進みます。

住宅ローンについては、【住宅ローンの借入額、理想の年収の何倍?】をお読みください。

 

8.立会い ~現地で確認しよう~

立会いとは、現地に集合して、住宅設備機器の使い方を説明してもらい、壁や床にキズや汚れがないか確認する作業です。

引渡しの1週間から10日前ぐらいに行います。

土地の境界が石やプレートなどで明示されているので、立会い時にしっかりと確認しておきましょう。

 

9.引渡し ~最後のイベント~

引渡しは約1時間から2時間、買主、売主、営業マン、司法書士、銀行マン、場合によっては保険屋さんが住宅ローンを組む金融機関へ集まり行います。

登記手続きの説明から始まり、売主へ残代金のお支払い。

そして売主から鍵、土地と建築に関する重要な書類、住宅設備機器取扱い説明書などの引渡しを受けます。

当日、火災保険に加入される方は、保険の申込みと保険の内容の説明を受け、終了となります

 

10.まとめ

1~9のトータルの期間は、2ヶ月から6ヶ月。人によっては6ヶ月以上となります。

家を購入するといっても新築住宅なのか中古住宅なのか。また土地を購入して新築住宅を建てるのか、新築マンションを購入するのか中古マンションを購入するのか。

何を購入するかによってトータルの期間は変わってきます。

もちろん、気に入った物件が見つかるタイミングにもよるでしょう。

時間的に余裕を持って、事前に十分な打ち合せを奥様や家族としてください。

最後までお読み頂き、有難うございました。

 

 


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