『いらっしゃいませ!』
そろそろマイホームの購入を検討しているあなた。
最初に相談する方は、やはり”営業マン”。
事前準備や情報収集をせずに、恐る恐る不動産業者を訪れると、営業マンの猛者たちが待っていましたとばかりに、『いらっしゃいませ!』と笑顔で近づいてくる。
それはそれは恐ろしい笑顔ですよ。
この記事では、実際に不動産業者を訪れた時の”営業マン”の対応とその”営業マン”は頼れる人物なのかご紹介しています。
1.”営業マン”登場!
不動産業者を訪問すると、席を案内される。
椅子に座って待っていると”営業マン”が登場。
不自然に馴れ馴れしい”営業マン”、ホストのように色黒で軽い”営業マン”、上から目線の”営業マン”、真面目そうな”営業マン”等々。
目の前に座った”営業マン”があなたの担当の”営業マン”です。
2.物件の見学は冷静に
”営業マン”は家族構成や勤務先、年収、優先順位、希望条件などを聞いてきます。
一旦席を外し、戻って来きた”営業マン”からいくつか物件を紹介される。
それは希望条件に近い物件の資料です。
時間があれば、参考までに実際に物件を見学することになるでしょう。
初めての物件の見学で浮かれてしまい、どの物件も良く見えてしまう。
とりあえず気に入った物件で資金計算をしてもらうと、月々の住宅ローンの支払いが今の家賃と変わらないことが判明。
”営業マン”に乗せられて勢いで思わず申込み、契約してしまう・・・。
あれ何か違う!?後悔しても後の祭り。月々の支払いが前回と違う!35年の住宅ローンが・・・
3.目が¥マークの"営業マン"!?
後程詳しく説明しますが、不動産は売買が成立すると仲介手数料が発生します。
物件の価格が高額になればなるほど仲介手数料も高額になる。
特に資金的に余裕のあるお客様に対しては、”営業マン”は気合が違う。
”営業マン”にとって、契約をするとしないとではまさに天国と地獄。
目が¥マークの”営業マン”には気をつけろ!
4.自分たちで探すことは出来るか
”営業マン”に相談し、不動産を契約すると仲介手数料が発生します。
仲介手数料がもったいないので、自分たちで物件を探そうと決意。
果たして探すことは可能か。
結論から言うと、物件を探すことは可能です。
今はパソコンがあれば、なんでも自分で調べられる便利な時代。
ただし、ネットの物件情報は2~3週間ほど情報が古い。おとり物件なるものもあるので注意。
またネットでは物件の住所が出て来ないので、日当りや周辺環境の確認が出来ない。
気になった物件を電話で問い合わせしたが既に売却済みと言われ、問い合わせした”営業マン”からしつこい電話が毎日のように掛かってくることも。
5.自分たちで見つけた希望の物件
なんとか物件の場所を特定し、日当りや周辺環境の確認に成功。家族も気に入ったし、ここに決めようと購入を決意。・・・・・。
んっ!?どうやって購入するんだ!?結局『営業マン』のお世話になるしかないのか!?。
6.住宅の購入は大根1本買うのと一緒!?
住宅の購入は、八百屋さんに行って大根1本買うことと一緒。
売りたい人と買いたい人がお互いに合意すれば契約は成立。
でも、不動産の売買は価格が高額で、銀行マンや司法書士、保険屋さんが関わってくる。
残念ながら簡単ではない。
あとで言った言わないのトラブルに発展しないために、契約を書面で締結します。
7.”営業マン”は頼もしい
物件の調査、契約書及び重要事項説明書等の作成、契約日の設定などは、プロである”営業マン”にお願いしましょう。
確かに仲介手数料は高いかもしれません。それでも高い仲介手数料を払ってでもお世話になるほうが、後々のことを考えると安心。
トラブルが起きた時、直接売主に物申すのは、ちょっと難しいと思います。
相手はプロです。経験も知識もあなたより上です。
”営業マン”はプロです。頼れるところは頼りましょう。
ただし、情報収集をして、家族で希望条件、優先順位を考えてから、不動産業者を訪問することをオススメします。
最後までお読み頂き、有難うございました。