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新築・中古マンションを購入するときの注意点は何?

2017-09-14

『マンションって、住みやすい?』

 

最近マンションの人気が復活しているように思います。

特に、『コンシェルジュ』が常駐しているようなマンションでは、ホテルのように居住者のサポートやゲストのご案内をしてくれることにステータスを感じ、人気があるのかもしれません。

しかし、それは高級マンションに限られた話で、普通のマンションではそのような『コンシェルジュ』は少ないです。

 

この記事は、普通のマンションの購入を考えている人向けです。

マンションは戸建てと同じように、新築もあれば中古もある。

利便性や防犯面で考えれば、戸建てよりもマンションのほうがおすすめです。

でも当然デメリットもある。

 

この【新築・中古マンションを購入するときの注意点は何?】の記事では、『集合住宅』である『新築マンション』と『中古マンション』それぞれのメリット・デメリットを挙げながら、購入するときの注意点をご紹介させて頂きます。

そもそもマンションに興味のない方は、この記事は飛ばしてください。

 

 

1.新築マンションのメリット 

①価格が安い

『建売住宅』に比べれば価格は安いと思います。

しかも『建売住宅』に比べて、住宅設備機器のグレードが高く、床暖房、洋室乾燥機、食器洗い乾燥機、ディスポーザー(生ゴミ粉砕機)等が標準装備のことが多い。

 

②駅近が多い

『マンション』の場合、駅に近い物件が多い。

それは駅周辺や街道沿いは高い建物が建てられるエリアだからです。

そのエリアを越えると、低層住宅のエリアとなり、一戸建住宅の住宅街へと変わります。

駅近を第一優先に考えている方は、マンションの検討をおすすめします。

 

③同年代が集める

自分たちと同世代の家族が集まることが多い。

我々親にとっても子供たちにとっても生活環境が良い。

子供たちはマンション内に仲の良い友達ができ、登校や下校も集団になる為、親も安心できる。

親も仲の良い家族同士で食事やクリスマス会などをしたり、休日に一緒に出かけたりと、プライベートも充実できる。

ただし、近所付き合いが苦手な方は正直、面倒かもしれません。

 

④防犯面が安心

今の『新築マンション』はほとんどがオートロック。

大型マンションだと警備員も常駐しており、定期的に巡回しているので、防犯面では安心出来ると思います。

 

2.新築マンションのデメリット

①月々の費用が掛かる

管理費駐車場代など、『一戸建て』では発生しない月々の費用が掛かる。

メリットで価格が安いことを挙げましたが、毎月の費用を考えると実はそうとも言えない。

確かに、物件の価格は戸建てに比べると、マンションのほうが安い。

月々の住宅ローンの返済額も安い。

でも、管理費駐車場代を考慮すると月々は変わらない。もしくは高くなる可能性もある。

どちらも検討されている方は、『マンション』の予算は『一戸建て』の予算より少なくても500万円は安く検討することをおすすめします。

500万円という金額は、住宅ローンで月々15,000円に相当します。

また住宅ローンは返済すれば終了ですが、管理費等は住み続ける限りずっと掛かることも覚えておきましょう。

 

②その他の費用が掛かる

『修繕積立金』はマンションの共用部のために積立てられている。

一戸建ての記事でもお話したが、設備機器や給湯器が壊れたら自分たちで修理・交換する必要があります。

一戸建てと同じように、その分の積み立ては必要です。

 

3.中古マンションのメリット

①価格が安い

新築マンション同様、一戸建住宅に比べて安い。また同じエリア、同じくらいの間取りの新築マンションに比べても価格が安い。

 

②駅近物件が多い

こちらも新築マンション同様、駅から近い物件が多いです。

 

③リノベーション

中古マンションを購入し、自分の好きな空間に仕上げ、自分の時間を大切に出来る。

一般的なリノベーションとは、現在の性能を新築の状態より向上させ、価値を高めることです。

最近のリノベーションは、中古マンションを購入し、自分たちのリラックス出来る空間などに仕上げ、自分たちが住むためだけの価値を高めている。

他人からすると、使い勝手が悪いなどと思われることもあると思いますが、そこに住む本人たちの勝手といったところでしょうか。

 

4.中古マンションのデメリット

①築年数の経っている物件は注意

築年数が経っている中古マンションは価格が安いが、建替えの問題が発生します。

建替えられると新築マンションになるので、住み心地も良くなり、価値も上がる。

しかし、建替えの際に価値が上がる分、持ち出しが必要な場合もあります。

要するに、現在(建替え前)の価格と新築に建替えられてからの価格を比較します。

当然、新築に建替えられてからのほうが価値が上がるので、その分の差額を支払う必要があります。

差額分の持ち出しが難しい場合は区分所有権を売却し、ほかの物件を購入するか賃貸に引越すなどの検討が必要になります。

 

②メンテナンス費用が発生

『中古住宅』同様、メンテナンス費用が発生する可能性がある。

その分を考慮し、検討することを忘れないように。

10年くらい経つと、水廻り(キッチン、浴室、洗面台、便器など)や給湯器などの交換が必要になってきます。

費用にすると、数十万円から数百万円。

 

5.情報収集が大事

『戸建住宅』にでも『集合住宅』でも、情報収集が大事。

自分のまわりに住宅を購入した友人や知人がいたら、なぜその物件に決めたのか、また住んでからの感想や住宅を探すうえで気をつけることを質問してください。

きっと役に立つ情報をゲット出来るはずです。

可能であれば、お邪魔させてもらい、実際に物件を見学させてもらうこと。

自分たちでは思い浮かばない意見や感想が聞けるはず。

 

6.最後に私の感想

我々は『新築マンション』を購入し、住んでから12年が経過しました。

『新築マンション』を選んだ理由は、『新築住宅』や『中古住宅』より、住宅ローンの借入額が抑えられる。

また妻が防犯面を気にしていたので、戸建てよりもセキュリティ的に安心できることも理由のひとつです。

 

①良かった点

同世代の家族と仲良くなれたこと。

近くで仲の良い家族でバーベキューをしたり、マンションの集会所でクリスマスパーティーをしたり、妻はママ友とお互いの家でランチをしたり楽しんでいます。

子供たちもマンションの中庭やキッズルームで遊べるので、我々も安心出来る。

 

②残念な点

月々の管理費などですね。

最初からわかっていたけど、正直キツイですね。

8年目に、修繕積立金が1回上がりました。

あとは管理組合の活動です。

だいたい日曜日なので、日曜日が仕事の私は参加出来ず、申し訳ない気持ちです。

最後までお読み頂き、有難うございました。

 

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