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注文住宅のスケジュールを簡単にまとめました!

2017-09-30

『かしこみ~かしこみ~申す~』って何のこと?

 

これは地鎮祭の時、神主様がいう台詞です。

注文住宅で初めて家を建てる場合、7割ぐらいの方が地鎮祭を行います。

でも神主様に、いつどのようにお願いすれば良いか分からない方も多いはず。

ここでは初めて注文住宅で家を建てる方のために、土地の準備から決済(引渡し)まで、注文住宅のスケジュールについてお話します。

 

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1.土地を準備する 

今までにもお話しましたが、家を建てるためには土地が必要です。

まだ土地がない方は土地を探し購入しなければなりません。

また土地はあるが古屋が建っている、もしくはその家に住んでいる方は、家を解体して建てられる状態にしなければなりません。

ちなみに、一般的ではないが土地を借りて、家を建てる方法もある。

 

2.請負契約 

自分たちが決めた建設業者と請負契約を締結します。

このとき、手付金を払います。

通常、請負金額の10%が相場です

 

3.プランの打合せ  

期間は1ヶ月から1年

自分たちで選んだハウスメーカーもしくは工務店、設計事務所とプランの打合せをします。

こだわりのある人ほど、時間は掛かると思います。

時間が許す限り、プランで悩んでください。

ここで大事なことは、自分たちが思い描く希望を、恥ずかしがらず伝えること


4.地鎮祭 

時間は約1時間ほど。

工事が無事に竣工することと建物の安全、家族のこれからの繁栄を、土地の神様にお願いする祭事です。

通常は、氏神を祀っている神社に連絡して、神主様に現地でお祓いしていただく。

井戸があれば、一緒にお祓いをお願いしましょう。


5.地盤調査 

期間は1日

地盤調査も何種類かありますが、木造戸建てであれば、通常はスウェーデンサウンディング式(SW式)になります。

SW式の場合、建物のプランが決まったら、調査可能です。

建物の四隅と真ん中にドリルを挿入していき、地盤の固さを調べます。

 

 


6.着工  

期間は約4ヶ月から8ヶ月

建物大きさや工法により、期間は変わってきます。

地鎮祭、地盤調査が終了すると、いよいよ着工します。

まずはとても大事な基礎工事から。滅多に見る機会がないので、是非見学しましょう。

最後にコンクリートの強度を出すために、1週間ほど何もせずに乾かします。


7.上棟 

期間は1日から2日

基礎工事が終ると、上棟(じょうとう)です。棟上(むねあげ)ともいいます。

大工さんや親方など、上棟に携わった方々に感謝の気持ちで、上棟式を行う建築主もいます。

一昔前は、建築主が、大工さんや親方にお寿司やお酒などを用意し、ご祝儀を渡すことが一般的でした。

地方によっては、大工さんが小銭やお餅などを屋根の上から撒くこともあります。

今では、あまり見られない光景ですね。

上棟式などはせず、お弁当などを準備し、持ち帰っていただくことが多くなっています。


8.建築中の現場見学

上棟すると、大工さんが約2ヶ月から6ヶ月ほど作業のために、現場に入ります。

たまには現場へ行って、大工さんに挨拶と差し入れをしましょう。

見学に行くと大工さんは、一旦手を止めてくれる。

その気遣いのお礼ですので、お気持ち程度(缶のお茶やコーヒーなど)で良いでしょう。

そんな気持ちに応えようと、丁寧な作業をしてくれるはず。


9.竣工 

竣工は『しゅんこう』と読みます。

建物の工事が終ることをいいます。長かった家造りももうすぐ終了。

打合せもなくなり、寂しい気持ちも出てくるでしょう。


10.立会い
 

建物が竣工すると、お願いした建設業者と打合せ通りに家が完成しているか、現地で確認します。

もしも何かあれば、決済までに修正してもらいましょう。


11.決済 (引渡し)

毎週のようにあった打合せもなくなり、少し寂しさもあることでしょう。

無事マイホームも完成。

一生懸命建ててくれた建設業者に残代金を支払い、鍵や建築確認申請書、住宅設備の取扱い説明書を受け取ります。

 

以上、1~11までが一般的なスケジュールになります。

長いようであっという間です。

初めての注文住宅、一生の思い出になるはずです。

 

最後までお読み頂き、有難うございました。

 

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