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子育てで『好きこそ物の上手なれ』が本当だと学ぶ

2018-08-18

『好きこそ物の上手なれ』

 

『好きこそ物の上手なれ』という、ことわざを聞いたことがあると思います。

意味は、『好きなことは熱心に取り組むので上達が早い。』

もしも自分の子どもが、将来なりたいものに一生懸命に取り組んでいるとしましょう。

例えばスポーツで言えば、”水泳”、”野球”、”サッカー”、”テニス”など。

でも頑張っているけど、トップグループに入れなかったら、なりたいものを諦めるしかないのでしょうか。

一生懸命頑張っている子供に「諦めなさい。」と言えますか。

言えないですよね!?

才能がなくてもいいんです。

本人が好きであれば、親の声掛けや環境により、どんな子どもでもなりたいものを目指せます!

 

赤ちゃんの頃から、なんでもそつなくこなせるタイプっていますよね。

歩き始めであったり、おしゃべりだったり、絵を描くことでもそうですが、なんでも早く習得してしまう。

反対に、なかなかうまくできない、習得の遅いタイプもいます。

この【子育てで『好きこそ物の上手なれ』が本当だと学ぶ】の記事では、そんな習得の遅いタイプの子が、好きなこと、なりたいものを目指して、日々努力することで上達することをご紹介したいと思います。

 

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1.習得が遅いタイプ

例えば、同じ3歳の子に、”ケンケンパ”の見本を見せて、同時にやらせてみる。

すると、すぐできる子とできない子に分かれます。

それは何故か。

そつなくこなすタイプは、赤ちゃんの頃から、何かできると「すごいね!」「頑張ったね!」と褒めてもらえたので、自分に自信を持つ。

自分の力を信じているので、初めてのことも、難しいと思うことも、どんどんチャレンジしていく。

けれど、習得の遅いタイプは、誰かと比較して遅いと思われてしまう。

そのため、本人は一生懸命でも「もっと頑張ってごらん。」「もっと出来るよ。」と言われることが多く、自分に自信が持てなくなってしまう。

あと一歩踏み出せば出来ることさえも、諦めてしまう。

格好悪い自分は見せない。

そうするとさらに、「もっと頑張りなさい!」と言われてしまう、悪循環に。

 

2.我が家の下の子

我が家の子どもは、2人兄妹。

上の子は、そつなくこなせるタイプですが、下の子は、習得の遅いタイプ。

最初は、下の子の物事の習得の遅さを、つい上の子と比較してしまい焦りました。

3歳なのに、自分の名前も読めない・・・。

この子、大丈夫だろうかと、本気で悩んだことがありました(笑)

 

我が家は、夫婦でよく子育てについて話をします。

私の下の子に対する悩みを、主人に話したら払拭されました!

「この子にはこの子の良いところがあるから、よく見て、そこをどんどん褒めてあげよう。」

主人のその言葉に、確かにその通りだと反省。

全てできる必要なんてない、この子の好きな事、ハマるものが見つかったら、そのチカラを伸ばしてあげようと心に決めました。

 

3.ダンスにハマる!?

その子の好きなこと、ハマるものを念頭において、子育てをしていた私。

ある日、幼稚園に入ってから間もなくして、お友達になったママに、「近所のダンス教室に、一緒に体験に行かない?」と誘われました。

ダンスなんて考えてもいなかったけれど、当時流行っていたアイドルアニメが大好きだった下の子。

ダンスのことを話してみると、「行きたい!」と即答。

数日後、ダンス教室へ体験に行った。

初めてのダンス教室。

同い年くらいの女の子が、キラキラしながらレッスンを受けてる姿があった。

その姿に、下の子はすっかり感動。

帰り際に自分から「わたしもやりたい!」と言ってきた。

この男勝りな決断力は、この子の良いところ(笑)

褒めどころです。

主人と相談し、ダンス教室への入会が決定。

 

4.レッスンスタート

いざ、レッスンを始めてみると、やはり習得は遅かった。

けれど、数の数え方や、ひらがなだと「やらない!」とそっぽを向いていたのに、ダンスに関しては、毎日毎日家に帰っては復習して、頑張っていました。

今思えば、まだ4歳。

とっても偉かった!それもまた、褒めどころ。

そうやって、毎週のレッスンでの習得の遅さを自宅での復習で補い、娘はどんどんダンススキルを上げていきました。

そして5歳の時。

とうとう、大舞台でのオーディションメンバーに参加できたのです!

けれど、振りは難しく、振り付けレッスンでは遅れまくり・・・。

帰ってから、悔しさなのか、できないショックなのか、泣きながら、撮影していたレッスン動画を何度も何度も繰り返し見ては踊っていた娘に、私は話しました。

今まで頑張ってきたから、ここまで難しいことに挑戦できる機会をもらえたこと。

頑張ったのは、あなたのチカラなんだということ。

それから、毎日2時間はぶっ通しで踊っていました。

自分の好きなことを見つけた5歳児のパワーは、すごい!

幼稚園でも、遊びの時間にはずっと踊っていると先生から言われたほど(笑)

そんな頑張りもあり、オーディションは見事合格

仲間と大きな舞台に立つことができました。

 

5.まとめ

それから数年経ち、今でも同級生のダンス仲間の中では、振り付けの覚えは良いほうではありません。

でも、ダンスが好きだからこそ、努力して、誰よりも上手く踊ろうと最後の最後まで全力で練習を頑張っているんです。

努力することで、自分の力を信じるようになった娘。

今では、勉強でも自分の力を信じるようになり、まだ成長途中ですが、着々とトップを目指して頑張っています!

私は子育てを通して、習得が遅いタイプでも、自分の好きなことは熱心に取り組めるので、上達し、なりたいものを目指せると、学びました。

まさに『好きこそ物の上手なれ』。

お子さんの好きなことは、見つかりましたか。

最後までお読み頂き、有難うございました。

 

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