『えっ!?こんなにするの?』
これは、”仲介手数料”のことです。
住宅購入での”仲介手数料”って何かわかりますか。
『仲介』という単語があるので、勘の良い方はおわかりでしょう。
この記事では、”仲介手数料”は何か。また具体的にどのくらい掛かるのか、ご紹介させて頂きます。
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1.仲介手数料とは
正解は、仲介してくれた『営業マン』に対して支払う成功報酬のこと。
詳しく言うと、買主と売主の間に入って、お互いの希望をまとめ、不動産売買契約の締結、決済まで導いた営業マンの属する不動産業者に支払う報酬になります。
この仲介手数料の金額は、宅地建物取引業法でルールが決められている。
物件価格によって、以下の3つの計算式に分けられます。
① 200万円以下の物件価格 × 5.4% 例)200万円 × 5.4% = 108,000円(税込)
例)400万円 × 4.32% + 2.16万円 = 194,400円(税込)
例)1,000万円 × 3.24% + 6.48万円 = 388,800円(税込) |
一戸建てやマンションを構成する場合、物件価格が大きいので、上記③の計算式が一般的です。
例えば、物件価格が4,000万円だとすると、
4,000万円 × 3.24% +6.48万円 = 1,360,800円
約136万円が『仲介手数料』になります。
2.仲介手数料は高い?
『えっ!?こんなに払うの?』と驚かれる方も多いと思います。
確かに、約136万円は大金です。
この金額は、『営業マン』にお世話になってもそうでなくても、また基本的には大手でも地元の不動産業者でも『仲介手数料』は一緒です。
例えば、初めて不動産業者に行って、たまたま気に入った物件が見つかり、1回目で契約した方も約136万円の仲介手数料が掛かる。
逆に、なかなか物件が見つからず、3年掛けてやっと見つかった方も約136万円の仲介手数料が掛かる。
3.仲介手数料は安くなる?
仲介手数料を安くしたいと値引き交渉しても、なかなか厳しいでしょう。
仲介手数料は不動産業者の収入源。
そこから事務所の賃料、光熱費、広告宣伝費、営業マンがいれば、その給与などを支払います。
また営業マンの給与は仲介手数料のによって金額が変わってくるので、値引き交渉は難しいでしょう。
4.『営業マン』選びは重要
高い仲介手数料を払ってお願いする『営業マン』選びは重要です。
例えば、言葉遣いが悪い、態度が横柄、時間に遅れる、自分の都合しか考えないなどの営業マンには、大事な住宅購入の手伝いをさせない。
楽しいはずの住宅探しが面白くなく、営業マンと会うとストレスが溜まる。
そうなると、高い仲介手数料を支払うことに納得は出来ないでしょう。
5.一生のお付き合いをしよう
『不動産業者』、『営業マン』とは長いお付き合いになることも考えられます。
悪い例ですが、購入したばかりなのに実は欠陥住宅かもしれない。
でも売主には直接言い難い。そういう時は営業マンに間に入ってもらいましょう。
また転勤が決まり、購入した家を数年間貸したいという相談やリフォームの相談もあるでしょう。
手伝ってくれた『営業マン』とは、一生のお付き合いの気持ちでおまかせしましょう。
6.仲介手数料を気持ち良く支払うために
後悔しない住宅購入のために、買主として『営業マン』を厳しい目で判断すること。
『営業マン』に沢山質問する。時には無理難題を言ってみる。どのくらい自分たちのために頑張ってくれるか。
一生懸命に自分たちのために動いてくれた『営業マン』には気持ち良く仲介手数料を支払えるでしょう。
最後までお読み頂き、有難うございました。
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