ダメージヘアが気になるあなたへ
前回の【シミ対策を始めよう!20代女性はシミ予備軍!】という記事では、シミの種類とそれぞれに対する原因と予防をご紹介させて頂きました。
シミが気になる方は、【シミ対策を始めよう!20代女性はシミ予備軍!】もお読み頂ければと思います。
今回は、女性の悩みの1つ、ダメージヘアの記事になります。
髪の毛がバサついてまとまらない!何とかならないの~!!
と思わず絶叫したくなる、30代女性のあなた。
同じような悩みを持つ20代から40代の女性は、なんと!約7割いると言われている。
髪の毛は、30歳を過ぎる頃から傷みやすく、だんだん細くなってきます。
50代の髪のトラブルは、女性ホルモンが関係することが多い。
でも、30代の場合は、カラーリングや紫外線によるダメージなどが原因と考えられます。
ダメージヘアが気になり始めたとき、あなたにできる髪の傷みを治す簡単な方法は2つ。
1つは、シャンプーやトリートメントを見直すこと。
そして、もう1つは、正しくシャンプーをすること。
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1.毎日のシャンプーの仕方、間違っていませんか?
もしも、今まで何気なくシャンプーやトリートメントを選び、適当にケアしてあなた。
体質に合ったシャンプーを選び、正しく洗うことが髪の傷みを治す方法です。
□シャンプー剤の選び方
シャンプーは、主に次の3種類になります。
① アミノ酸系シャンプー
弱酸性なので比較的低刺激で、頭皮が乾燥しやすい人にオススメ。
髪の毛の成分であるたんぱく質は、18種類のアミノ酸で構成されている。
アミノ酸系シャンプーは髪と同じ成分なので、馴染み易い。また傷んだ髪を洗いながら修復してくれる。
見分け方は、成分欄に『ココイルグルタミン酸Na』や『ラウロイルグルタミン酸Na』などの文字が『水』の次に記載があれば、アミノ酸系シャンプーでしょう。
ただし、頭皮や髪の毛にとって刺激が弱いということは、洗浄力も弱いということ。
しっかりと汚れを落とし、しっかりと洗い流さないと、抜け毛の原因になります。
② 高級アルコール系
髪のべたつきや皮脂が多めの人にオススメ。
高級アルコール系シャンプーは、鉱物油や動植物油脂を原料としています。
泡立ちがよく洗浄力も強い。成分に香料が含まれているので香りが良い。
ただし、頭皮や髪の毛にとっては刺激が強い。そのため、頭皮の必要な皮脂を奪い、傷つけてしまうので、フケや抜け毛の原因にもなります。
市販されているシャンプーの約9割が高級アルコール系で、高級とは言いつつも安価な為、使用率が一番高いです。
③ 石鹸系
皮脂が多めの人や環境汚染を気にする人にオススメ。
石鹸系シャンプーは、その名のとおり、石鹸から出来ています。
石鹸系は、高級アルコール系ほど強い洗浄力ではなく、頭皮や髪の毛に優しい。
頭皮を綺麗にしつつ、必要な皮脂を残してくれます。
ただし、しっかりと洗い流さないと、石鹸カスが残ってしまい、フケのような白いものが付いてします。
また酸性のシャンプーよりも髪や頭皮が乾燥しやすく、乾燥肌の人は抜け毛の原因にもあるのでオススメできません。
□正しいシャンプーの仕方
シャンプーをつけて洗う前に、髪の毛全体に1分間ほどシャワーをかけます。
これで、ほとんどの汚れが洗い流されます。
次にシャンプーを手のひらでよく泡立てて、襟足、後頭部、側頭部、頭頂部、前頭部、生え際の順で洗い、すすぎ残しないように丁寧にすすぎます。
□リンスとトリートメントについて
シャンプー後に、リンスやトリートメント剤を頭皮にすり込むのはやめましょう。
リンスやトリートメント剤の中には、コーティング成分が含まれているものもあり、頭皮の毛穴をふさいでしまう恐れがあるため、髪の毛だけにつけるようにしましょう。
2.頭皮や髪の毛の紫外線対策
頭皮や髪の毛も日焼けをします。
日焼けをすると、髪の毛の内部のたんぱく質が減って、スカスカになってしまう恐れがあります。
髪の毛の紫外線対策用に、洗い流さないタイプのUVカットトリートメントが市販されています。
そういったものも試してみることをオススメ。
トリートメントの成分は、高級アルコール、柔軟成分、シリコン系成分、補修成分です。
商品によってそれぞれの成分のバランスが微妙に違うので、体質や目的によって使い分けましょう。
3.ノンシリコンシャンプー
最近、ノンシリコンを謳い文句にしているシャンプーが売れている。
ノンシリコンとは、シリコンが入っていないシャンプーのこと。
シリコンは人工的に作られた合成樹脂で、髪をコーティングして保護する役割があった。
今まではシャンプーのほとんどが、シリコンを含んだものでした。
しかし、ここに来てシリコンは髪や頭皮に良くないということで、ノンシリコンシャンプーが注目を浴びている。
シリコンシャンプーは髪をコーティングしてくれるので、手触りや指通りが良い。
ただし、髪の表面にシリコンの膜を作るので、少し重たい感じがしていた。
またシリコンが毛穴を塞ぐため、ベタつきや湿疹などの原因になることある。
逆に、ノンシリコンシャンプーは髪をコーティングしないので、ふわっと軽く仕上がり、髪や頭皮に必要な成分を浸透させることができる。
ただし、髪がコーティングされていない為、髪同士の摩擦で傷み易いのも事実。
またカラーリングがし易い反面、色が落ちやすいということもある。
シリコン、ノンシリコンどちらもメリット、デメリットがあるので、自分の髪や頭皮にあったものを選ぶことが大事。
4.まとめ
30代女性の髪の傷みを治す簡単な方法は、自分の頭皮や髪質に合ったシャンプーやトリートメントを選び、正しくシャンプーをすることです。
そのほかにも、髪の毛の紫外線対策や、毎日の食事を意識してビタミン類を摂ることをおすすめします。
最後までお読み頂き、有難うございました。
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