エクステって大丈夫!?
前回の【まつ毛を大切に!まつ毛の老化の原因と基本ケア】の記事では、加齢やまつ毛のダメージにより、まつ毛が老化すること。そして、まつ毛ケアをご紹介させて頂きました。
まつ毛に老化やケアについては【まつ毛を大切に!まつ毛の老化の原因と基本ケア】からお読み頂ければと思います。
今回は、【まつ毛を大切に!まつ毛の老化の原因と基本ケア】でも登場した『まつ毛エクステ』について、メリットとデメリットをご紹介させて頂きます。
まつ毛エクステは、メイクをすることなく、目元がパッチリで印象が良い。
2,000年頃美容大国の韓国で発祥しました。
韓国のつけまつ毛工場で、製造したつけまつ毛のあまりを再利用したことが始まりのようです。
日本では2003年頃、つけまつ毛よりも取れにくいということで徐々に流行始めました。
ですが、施術する人が増える一方、トラブルも増加した。
まぶたに炎症が生じたり、エクステの人工の毛が角膜を傷つけたなどの異常を訴える人が増えたことも事実。
この記事では、まつ毛エクステを施術するうえで、知っておいたほうが良いことや注意しなければならないことをご紹介させて頂きます。
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1.そもそもまつ毛エクステとは
まつ毛エクステとは、自分のまつ毛1本1本に人工のまつ毛を、専用グルー(接着剤)を使って接着していく技術のこと。
一度接着すると、2~3週間は維持され、顔を洗ったり、多少引っ張っても取れることはありません。
つけまつ毛との違いは、つけまつ毛はまぶたに直接専用グルーで接着するのに対し、まつ毛エクステはまぶたではなく、まつ毛に直接接着するので、皮膚が弱い人でも接着できます。
2.まつ毛エクステはなぜ流行ったの?
流行り始めた理由は、メイクをしなくても目元がパッチリ見えることも要因の一つです。
ですが、一番の理由は、毎日の化粧時間の短縮ではないでしょうか。
まつ毛エクステをしていなければ、ビューラーでまつ毛をあげて、カールをキープする為にマスカラを塗る。
急いでいると、ビューラーでうまく行かないとイライラしたり、まつ毛が抜けたりする。
マスカラがダマになって、イライラする。
仕事から家に帰ると、マスカラを落さなければならない。
まつ毛のために時間を掛けなければならないが、仕事で疲れて面倒になり、適当に落としてしまう。
すると徐々にまつ毛が抜けて、目元の印象も悪くなる。
どんどん悪循環になる。
こんな悩みを解消してくれるのが、まつ毛エクステ。
ただし、メリットだけではないので、気をつけて欲しい点もある。
3.まつ毛エクステの注意点
① お金が掛かる
まつ毛エクステは、顔を洗ったり、多少引っ張られても抜けないが、絶対ではない。
1~2週間すると数箇所取れてくるので、メンテナンスが必要になる。
自分では出来ないので、サロンに行かなければならず、時間も掛かる。
② トラブルの可能性もある
どんなトラブルかというと、
・目が充血する
・まぶたが腫れる
・角膜の炎症
・アレルギー反応 等々
このようなトラブルを放っておくと、視力の低下や最悪失明などの可能性もある。
まつ毛エクステ後、こんな症状が出たら、すぐに眼科に行ってください。
4.まつ毛エクステの施術に資格は必要か
まつ毛エクステの施術は、本来、法律で美容師免許を持つものに限られている。
美容師免許を取得するには、厚生労働大臣の指定する美容学校(美容師養成施設)に2年間以上通い、卒業する必要があります。
卒業後、美容師国家試験に合格し、美容師名簿へ登録後、晴れて美容師免許を取得できます。
そこでようやくまつ毛エクステの資格が持てる。
5.まとめ
まつ毛エクステは、必ずしもトラブルが伴うわけではありませんが、危険性があるという認識は必要です。
自分でまつ毛エクステができるキットなども購入できますが、施術技術のこともあるので、自分ではしないことをおすすめします。
またサロンに通う場合は、決して値段だけでは判断しないこと。
ちゃんと美容師資格のある人が施術をしているか、パッチテストを実施しているかなどの情報収集をして、信頼できるサロンに通うようにしてください。
毎日の化粧時間を短縮して出来た時間を、趣味や自己啓発など有効に活用してほしいと思います。
最後までお読み頂き、有難うございました。
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