『あ~口のニオイがきになる~』
前回の【ミドル脂臭!30代40代の男性におすすめの対策】は、30代40代の独特の脂っぽい汗のニオイ、ミドル脂臭についての記事でした。
ミドル脂臭の原因は、汗に含まれる乳酸が頭部などのブドウ球菌によって分解されて発生する“ジアセチル”という有機化合物。
その”ジアセチル”を作り出し、ミドル脂臭を発してしまう原因とおすすめの対策についてご紹介させて頂きました。
該当する方は【ミドル脂臭!30代40代の男性におすすめの対策】の記事もお読み頂ければと思います。
今回は、口臭についてその原因と対策についての記事です。
自分の口臭が気になると、周りの人にもニオイがバレているのではないかと心配。
そのため、人と話すことが嫌になり、遊びや仕事にも集中出来ない。
あまりにもニオイがキツい口臭は、”歯周病”が原因である可能性が高い。
そのほかにも、”歯周病”の症状は次のようなものがあります。
朝起きると口の中がネバネバしてる。
朝の歯磨きから数時間経過した時、自分の口臭が気になる。
歯肉が赤く腫れている。
歯と歯の間に隙間が出来た。等々。
《 歯周病の進行 》
こんな症状に心当たりはないですか?
この記事では、歯周病の原因とおすすめの改善策をご紹介します。
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1.歯周病の症状と原因
まず、日頃から不十分な歯磨きを続けていると、口内細菌が歯にこびりついて固くなり、歯垢(プラーク)になります。
この歯垢には、歯周病菌が非常に棲みつきやすい。
そして、そのまま放置していると、口臭はもちろんのこと、赤く腫れ、歯周ポケットが深くなる。
更に悪化すると歯がグラグラになってしまいます。
不規則な生活習慣や食生活、糖尿病や骨粗鬆症、喫煙やストレスなども歯周病を悪化させる原因になります。
2.歯周病に悩む友人
私の友人も、歯周病による口臭に悩んでいた1人でした。
彼は甘いものが大好きで、ドーナツやアイスクリームを毎日のように食べており、食生活は偏っていた。。
また、不規則な生活習慣を送り、1日にタバコを2箱吸い、歯磨きは多くても1日1回程度という生活を送っていた。
そうした生活を続けていた頃、彼は自分の口臭が気になってきた。
奥さんや娘さんにも『パパ、口がくさい。』と言われてしまったそうです。
彼は自分の口から出る、卵が腐ったような酷いニオイに悩まされていた。
そのときの彼の口の中では、歯茎は腫れてブヨブヨになり、歯磨きをしっかりしようにも、そっと磨こうとしても出血し痛んでしまうほどに。
結局歯磨きがうまくできず、口臭はさらに酷くなっていったそうです。
3.歯周病のおすすめ改善策
それでは、歯周病を改善し、口臭を撃退するにはどのようにすれば良いのでしょうか?
まず、歯周病の場合は、なるべく早く歯科衛生士さんに歯垢を除去してもらうことをおすすめします。
歯垢はかなり硬いので、一度歯垢ができてしまうと普段の歯磨きではほとんど取り除くことができません。
特に上記の例のように、既に歯茎が弱ってしまっている場合は早急に診てもらいましょう。
地域やクリニックにもよりますが、歯科クリニックは予約が取りづらい場合が多い。
『今すぐ診てもらいたくて予約を取ろうと電話したが、2週間後まで予約がうまってしまっていた。』ということもしばしば。
定期的にクリニックに通って、歯の状態を診てもらうことが一番良い。
それが難しい場合はなるべく重症化する前に、クリニックを予約しましょう。
4.自分でのケアは2つ
さて、歯垢を取り除いてもらった後は、ご自身でのケアが必要です。
まずは、”歯磨き”。
ハブラシはヘッドがなるべく小さく毛が極細でやわらかいものに交換し、歯磨き粉や液体歯磨きも歯周病菌の殺菌作用があるものにしましょう。
歯と歯茎の間を重点的に、優しい力で細かく何度も振動させて磨きます。
この時、歯周病が進行していると出血しますが、この場合血が出ることは悪いことではないので、構わず磨きましょう。
奥歯のスキマや、前歯の裏側など、磨き忘れがないよう丁寧に磨きます。
必要であれば、歯間ブラシやデンタルフロスも使用しましょう。
磨き終わったら水でうがいし、最後に液体歯磨きで再度うがいをして完了です。
2つ目は、歯周病を改善するには、生活習慣も見直していく必要があります。
ストレスや疲労が溜まると免疫力が低下し、歯周病菌が活発化してしまう。
適度にストレスを発散し、睡眠不足にならないように気を付けること。
また、口内細菌は糖分を栄養として活動するため、甘い食べ物はなるべく控えることも大切です。
甘いものに限らず、食事の後はすぐに歯磨きをする。
タバコは細菌の活動を活発化させてしまうので、できるだけ本数を減らせるように努力しましょう。
5.まとめ
健康な歯を取り戻せれば、同時に口臭を撃退してクリアな息を取り戻すことができます。
口臭が気になったら、食後の歯磨きと生活習慣の見直し。
そして、クリニックに予約し、早い段階で歯の状態を診てもらいましょう。
歯肉が赤く腫れる、歯磨きすると歯肉が痛いなどの症状が出たら、歯周病を疑って至急クリニックに予約し、診てもらうこと。
歯垢を除去してもらい、適切なケアを受けてください。
最後までお読み頂き、有難うございました。
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